本を読むことは想像力が上がり、頭の回転も上がるので良いとよく言われています。
そのために、本を定期的に読もうとする習慣をつけようとする人はいますが、なかなか継続できない人が多いのではないでしょうか。
特に今まで読書を全くしていなかった人が、大人になってから急に始めようとする人が増えましたが、そう簡単に上手くいきません。
(僕自身もそのタイプでした)
今回は少しでも継続して読書できる方法を僕の体験を踏まえながら紹介していきます。
読書で通じて得られる効果
本題に入る前に、そもそも読書することが何故良いのかを紐解いていきましょう。
小さい頃、よく親や先生に「本を読みなさい!」と言われたことがある人は多く、ただ「本を読めば頭が良くなるから!」としか言われず、具体的に何が良いのか?と思ったことはないでしょうか。
まずは読書で得られるメリットを紹介していきます。
発想力がつく
何と言っても読書のメリットは発想力がつくことです。
本には活字しか掲載されていないので、一つ一つの文字からそのときの状況(人物や風景、物事)をすべて自分で想像する必要があります。
活字の本は、本から生み出される世界観をすべて自分自身で想像するため、より頭を使うのです。
そのため絵本やマンガ、雑誌を読むよりも活字の本を読むことがとても良いといわれております。
コミュニケーション能力が上がる
会話の一環として、本から得た知識を披露でき、会話の引き出しが増えるのでとってもオススメです。
また、読書を続けると会話の際に相手の言いたいことを理解する能力があがり、より相手の意図を汲み取ることができます。
これは普段の会話だけでなく、ビジネスにおいても大切なことに繋がっていきます。
自分のコミュニケーションスキルやインプット能力を鍛えるにも読書はうってつけの機会と言えます。
知識が広がる
色んな本を読んでいくと著者の体験や考えが記されているので、読めば読むほど本で得た知識がどんどん脳に蓄積されていきます。
しかも、テレビや実際に人から聞く話と違って、自分の中に落とし込むまで何度も読み返せるのでインプットしやすいが最大のメリットです。
”知る”と”知らない”とでは大きく差も変わってしまいます。
ストレス解消になる
読む本にもよりますが、特に小説などは登場人物の気持ちに感化されて感情移入されることがよくありますよね。
その際に、相手の気持ちになって一緒に共感することができ、自分の現実の感情から意識を遠のくことができるので、ストレス解消に繋がるのです。
いい意味で現実逃避できるから良いですね。
また、ストレスの解消は科学的に証明されていて、ある実験で7割近くの被験者が読書によってストレスの解消を実感したという研究結果もあります。
なので、辛いときが合った際に読書をするのも一つの手段ですね。
読書を習慣付けるようにするためには
「どんな事をすれば継続して読書できるの?」
と、悩んでいる人は数多くいることでしょう。
人によっては合う合わないはあると思いますが、自分自身がこれで習慣化できた例を紹介していきます。
好きなジャンルの本から読む
小説・自己啓発本・自伝など何でも構いません。
まずは自分が好きなジャンルだったり、興味が湧くようなタイトルの本から読んでみることが大切です。
興味ある分野(内容)から手にして読んでいくことによって、頭にインプットされやすくなるので効果的でしょう。
また、好きなジャンルから本を読んでいくことで内容自体が苦ではないため、どんどん次のページへと読みたくなってしまいます。
なので、最初は自分の好きなジャンルから進めていき、慣れてきたところで少しずつ他のジャンル(少しでもがあるジャンル)も読み始めていくといいでしょう。
朝の時間に本を読む
起床後の読書は脳に効果的だと言われております。
理由は朝の時間帯が脳が一番活発しているからです。
読書が苦手な人ほど、起床後のスマホ操作などを我慢して5分~10分だけ読書する時間を作るだけでも効果的です。
まだ眠っていたい気持ちはある人は最初の1行だけでも読んでみてください。
脳がスッキリして自分の中のスイッチがはいります。
よく小学生の頃、朝のホームルーム中に15分くらい朝読書の時間があったのではないでしょうか。
(地域によっては、朝読書の時間がない学校もあったかもしれません。。)
もしかしたら、朝読書の時間はそのような狙いがあって設けられたのかもしれませんね。
無理をしない
本を読むにあたって一番やってはいけないことです。
“全く興味を持たない分野の本を読む”や“何ページまで読まなきゃいけない”といった使命感に駆られて読んでも、頭にインプットされません。
大切なのは、”もっと本を読みたくなること(意欲的になる)”です。
集中力があまりない状態での読書は頭には入らないので、少しでも読書をして「もう辛いな」と感じたとときに読書を辞めるのがオススメです。
空いた時間(スキマ時間)に読む
電車での移動時間であったり、友人との待ち合わせまでに空いた時間といった、空いた時間(スキマ時間)に読書を取り入れるやり方も効果的です。
スキマ時間は人それぞれそのときの状況によって時間の幅はあると思いますがだいたい(10分~1時間)くらいでしょう。
その時間帯を読書に充てるのとてもオススメです。
何故なら、スキマ時間とは自分が意図して作った時間ではなく、次の予定までに偶然空いた時間だからです。
その時間で何もすることがないし、かと言って何もしないのも退屈なので、その時間に読書することはとてもいいことなのです。
更にスキマ時間の良いところは、時間が限られているからこそ集中力が上がるメリットもあります。
テスト前に必死になって覚えようとするあの集中力までとはいきませんが、そこそこ集中力が上がるので非常にオススメです。
読書の時間をあらかじめ作っておくのはダメなの?
読書に慣れてきたら全然OKです。
他のサイトでは時間を作って読書することが良いと書いてたブログは多いですが、個人的には正直合わなかったでスキマ時間に読書することを意識してました。
一度に読み切ろうとしない
このやり方をして挫折する人が多いと思います。
先程の「無理をしない」で説明したことに近いのですが、一冊読むのに大体1時間~2時間ほどかかりますが、よほどの読書好きや興味のあるジャンルを読まない限り、正直、苦痛でしかありません。
仮に一冊を一度に読みきれたとしても、後半は集中力が続かずに頭にインプットできないことが大半です。
なので、自分がこのページ(もしくは、この時間)なら確実に集中して読める目標をあらかじめ決めておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
読書が苦手な人も少しづつ工夫して読むことで、楽しく習慣化できるようになります。
朝の時間に本を読む
無理をしない
空いた時間(スキマ時間)に読む
一度に読み切ろうとしない
ストレス解消に繋がる
読書に慣れてくると、時の流れを忘れるくらい楽しんで没頭してしまいます。(いい意味で)
ただ、知識や頭の回転を上げるだけでなく趣味の一つとして増えるようになると良いですね。
それでは今回はこの辺で。
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