皆さんは一日の出来事を整理して、日記を書いていますでしょうか。
とは言うものの、大半の人は小学生頃に夏休みの宿題でやった絵日記や会社の日報でくらいしか書いてていないことでしょう。
僕自身も26歳のときまでは日記なんて面倒だし、毎日書く気にもなりませんでした。
でも今では気付いたらいつの間にか2ヶ月も継続できているし、使命感ではなく「よし!日記を書こう」と思いペンを走らせる習慣がついたので、日記を書くことに全く抵抗感がありません。
今回は「何故、毎日日記を書くことが良いのか?」について、これを習慣化することで得られるメリットをいくつか紹介します。
アウトプット能力が上がる
僕が日記を書こうと思った一番の理由です。
アウトプットをすることは自分の考えをいかに相手に上手く伝えられるかが重要になります。
元々、思っていることを周りに伝えることが苦手で日々悩んでいました。
一人暮らしをしているのもあり、仕事以外の時間は基本的に一人の時間がほとんどなので、友人や知り合いの人と話す機会もあまりありません。
そのため、日々の経験や出来事の情報をアウトプットすることができず、自分の知識の中に記憶として残るだけになってしまうことがほとんどでした。
書くことで頭の中が整理される
頭の中が整理されるということは、自分がその日の出来事を体験したことをただ思い出として記憶に残すのではなく、人や日記、最近だとブログやSNSで発信していくことによって脳がより活性化されることに繋がります。
つまり脳が活性化する=頭の中が整理されるのです。
ここで一日の出来事を実際に日記に書くとしましょう。
例えば「朝起きて支度をして公園に出かけてランチして・・・」と、自分がその日体験したことを脳から記憶を引き出して、日記に書き起こしますよね?
その際、以下の行動があります。
・一日を振り返る
・書きたいことを抽出する
・正しい文章にするために言葉を整理する
・文字してに書き起こす
このように、ただ日記を書くという作業だけでも脳はいくつもの指令を身体全体に送信しているのです。
この一連の作業において、脳はフル稼働し記憶を引き出しているので、ただ記憶として残すよりも書き出す(人に伝える)ことが記憶力のアップに繋がっていくのです。
よく、人に教えることで覚えるようになると言われるのはここにあります。
語彙力や表現力が上がる
日記を書いていくとその日その日と新しい情報が毎日アップデートされ、その分様々な文章を書き起こしていきます。
この新しい情報を引き出し、言葉として書き起こす習慣がつけば自ずと能力もアップしていきます。
仕事のメールなどでよくありがちですが、伝えたいことは頭の中で理解しているのにそれを文章にして上手く表現することができないと悩んでいる人は少なくはありません。
理由は語彙力やそれを上手く表現する力が足りてないから起こってしまうのです。
人は語彙力が不足していれば読書やネットの記事などで言葉を得ようと努力はしますが、ただその時知っただけで実際に活かさなければ意味がありません。
読書やネットなどで習得した新しい言葉を、日記に限らず発信できる場所で使用していくことで、脳に記憶させ自分のものにできるのです。
その日々の繰り返しが語彙力や表現力アップの源になるのです。
何事にも習慣化できるきっかけになる
「継続は力なり」という言葉がありますが、これは本当にそうだなと思います。
習慣化することは決して簡単なことではありません。
何故なら、何事に対しても最初の1週間で挫折する人がほとんどだからです。
(俗に言う”三日坊主”のことですね)
しかも習慣化するということは「その行為が苦にならず、日常的な行為になる」と言うことです。
つまり、使命感としての行動ではなく日常の行動の一つになるということです。
(「外から帰ったら手を洗う」「何かしてもらったら”ありがとう”と言う」みたいなことですね)
思うことをありのままに書けば良い
日記を書くのが苦手な人は最初は一行から始めても全然構いません。
とにかく、その日の出来事に対して思っていることをありのまま書けば良いです。
会社の日報みたいに「今日の振り返り」や「所感と改善点」「明日の目標」など、条件づけて書きたいことを制約するから三日坊主で終わってしまいます。
それは日記を書くことを習慣化できた人たちが次の目標として取り組めば良くて、始めは制約なしで書きたいことを書くのが大事です。
始めのうちは一行だろうが一冊だろうが文字量は気にしないで結構です。
とにかく日記を書くという行為を日常生活の一部にすることが大切です。
習慣化することは簡単なことでは決して簡単なことではないですが、日記を毎日書くことについては比較的に簡単な方かと思うので是非、実践してください。
ストレスの軽減に繋がる
日記の良いところは自分が思っていることをありのまま書き出せることです。
つまり、吐き出すことです。
人間、生きていけば嫌なことなんて絶対にあります。
日頃から趣味や他のことで適度にストレスを発散できっている人なら問題ありませんが、中々吐き出せず一人で溜め込んでしまう人は良くありません。
日記は自分だけの世界です。
周りのことは気にせず、普段が抱えているモヤモヤをありのままに吐き出せるのでストレス発散にはうってつけの場所です。
実際、嫌なことを書き出す行為がストレスの軽減に繋がることは心理学的にも証明されています。
日記を書き慣れていない人にとっては最初は抵抗があるかもしれません。
ですが、自分の本心と向き合うことは中々ないことですし、向き合うことで自分自身を見つめストレスを吐き出すだけでなく、正直な気持ちになり精神の安定にも繋がります。
是非、心のデトックスを排出していきましょう。
番外:一人暮らしをしている人にこそ書いてほしい
「日記を毎日書くことのメリット」からは逸脱してしまいますが、個人の思いとして特に一人暮らしをしている若者にこそ実践してほしいです。
理由はアウトプット能力が上がるの部分でも少し述べましたが、実家に住んでいた頃とは違い、当然ですが家の中で会話する機会は激減します。
話す機会が減るということは、その分自分が思ったことをアウトプットする機会がないということです。
これは仕方がないことではありますが、それで脳を活用する機会がなくなるのは悲しい話です。
脳をフル回転させるには日記以外にも方法はたくさんありますが、日記は簡単に始められるので是非実践することをオススメします。
まとめ
いかがでしょうか。
ただ、毎日日記を書くことでもメリットがいくつかあることがわかりましたね。
ここには書ききれなかったのですが、他にも日記を書くことのメリットはたくさん存在します。
また、日記を書くことに慣れた人はSNSを用いて世界に発信していくことをオススメします。
理由は一言一句緊張感を持つことができ、自分の体験をシェアすることであなたのファンが増えるかもしれないからです。
僕自身、日記は世界に配信していませんが、今書いてるこのブログもアウトプットの練習として緊張感を持ちながら書いています。
・ありのままを吐き出せるのでストレスが軽減される
・最初は一行でもいいので毎日書き続けることが大事
・他の人とあまり話す機会がない人にこそやって欲しい
・慣れてきたらSNSを活用し世界に発信する
それでは今回はこの辺で。
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