【会話術を上げたい人へ】相手に気を遣わせないでお互い会話を楽しむ方法

黒板に書かれた「communication」の文字の写真 生活スキルを上げる
(写真:photoACより使用)

人間誰しも人と会話する際、相手に気を遣うばかり、途中で気疲れして気まずくなる場面は誰だってありますよね。

僕自身も仕事はもちろん、プライベート(特に2人きりのとき)などは、よほど仲の良い友人や親戚以外だと基本気まずい状況に陥ります。

でも、それは「相手が自分と一緒にいてつまんないんじゃないかな」と不安に思うからこそ、気まずいと感じてしまうのです。

これは当然のことだから仕方ありません。

しかし、そう言って相手はもちろんのこと、自分自身が気を遣いすぎて疲弊していくのもよくないです。

そんな悩む人達にここでは、少しでも気楽にお互いが会話を楽しむことができる方法を僕の経験も踏まえながら紹介します。

無理に自分から会話を盛り上げない

男女がコーヒーを飲みながら会話を楽しんでる写真

(写真:photoACより使用)

最初に言います。

自分から会話を最初から最後まで盛り上げようとしないことです。

これさえ徹底しとけば話す相手に限らず、自分自身も気持ちが軽くなります。

大体の人は会話を盛り上げようと、自分から面白い話を一生懸命話そうとします。

お笑い芸人並みに会話のテンポや面白いオチがあるトークなら良いですが、僕らは素人です。

素人が会話を盛り上げようとしても所詮素人なので、無理に会話を盛り上げる必要はありません。

「でも、それだったら余計に静かになって気まずくなるじゃん!」

って思う人はご安心ください。

相手にたくさん喋ってもらうことが重要です。

 

これを常に意識してください。

さんまさんをお手本に!

これは定番だと思いますが、本当に本当に(敢えて2回言います)さんまさんの会話をお手本にしてください。

基本、さんまさんは常に笑いっぱなしで周りを盛り上げているイメージがあり、お茶の間を賑わせている大御所タレントで有名です。

さんまさんのバラエティ番組をよく観ている人は分かるかと思いますが、実はさんまさん自身、自分の話はほとんどしていません。

さんまさんは相手(ここではゲスト出演者)に話(最近の出来事や質問など)を振ってどんどん喋らせて、更に相手の話を膨らませようとして、さんまさんはその場を盛り上げているのです。

つまり、

自分の話をして盛り上げるのではなく、相手の話を膨らませながら、更に相手に喋らせようとパスを出しているのです。

 

僕自身、特に1対1で人と会話をするときは、常に頭の中にさんまさんのトークを意識しながら会話するよう心掛けています。
(上手くいくかいかないかは別として笑)

常に理想の人をイメージしておく

今回はさんまさんを例にあげましたが、もう一つ大切なのは、自分の中で会話のお手本となる人を常に意識することです。

上手く話せなくても、お手本となる人の会話の流れやテンポ、受け答えなどを自分と重ねてみることがポイントです。

一言一句覚えることは特にないので、漠然とその人の会話をイメージしながら自分本来の会話を心がけましょう。

相手に喋ってもらう

冒頭でも言いましたが、自分が無理して面白おかしく盛り上げようとする必要はありません。

会話のゴールは相手が「この人とまたお話したい」と思うかどうかです。

 

僕自身もそうですが、人は自分の話(嬉しいことや自慢話、面白い話など)をするとき、夢中になってしまうくらい、つい話をしてしまいます。

つまり、相手を夢中にさせることがポイントになってきます。

ここで鍵になってくるのが、どのように話を切り出したら相手が自分の話をしてくれくれるようになるかが重要です。

相手に話をしてもらうようにするにはまず、相手がたくさん喋りそうな話題を振ることを心掛けましょう。

8対2の割合を意識する

この比率は相手との会話の割合を表しており、8は相手で2は自分です。

この比率の通りに相手に喋らせろまでとは言いませんが、前提として少なくとも6対4は相手に喋らすようすること(自分より多くはなして貰うこと)を意識していきましょう。

「9対1はダメなんですかー」

と思う人もいるかと思いますが、これはあまり良くないです。

相手の話を一方的に聞くだけでは最初は良かったとしても、そのうち相手も不安になっていきす。

何故なら、「この人ちゃんと私の話聞いてるのかな?」「聞いてて楽しんでるのかな?」と不安に変わっていくからです。

会話比率の8対2の”2″の部分は“相手の話に相づちを気持ち大げさに入れること”“相手が話す話題について更に細かく質問すること”の2点を表します。

なので、相手のことを更に知りたいですという気持ちでどんどん話を深堀りしていきましょう。

気持ち大げさにリアクションをとる

相手の話に対して、普段よりも気持ち1割か2割くらい上乗せした状態で、リアクションするようにしましょう。

リアクションを過剰にとってしまうと、逆に引かれてしまう可能性もありますが、相手の話に適度な反応や相槌ちを打つことで、相手に「自分の会話で楽しんでくれているんだ」と思わせることが大切です。

普段、人と会話をしている際は少なからずリアクションをとるはずです。

元々リアクションがいい人なら問題ありませんが、リアクションを取るのがあまり得意ではない人は自分のできる範囲で良いですので、心掛けてみましょう。

好きな人や苦手な上司といった、リアクションを取りたくてもその時の状況で中々、本調子が出ないことだってあります。

少しでもその調子を上げるために、家族や兄弟、仲の良い友人との会話で少し大げさなリアクションを意識して会話する習慣をつけてください。

一つの話題を深堀りしていく

会話が苦手な人の代表的な特徴として、相手に一問一答形式で質問を並べてしまうことです。

最初の1つや2つは問題ないのですが、この形式の質問がずっと続いてしまうと「何?これ取り調べでも受けてるの?」状態になってしまい、段々と相手に嫌がられてしまいます。

会話を楽しく続けるためには、一つの話題に対して最低でも2、3往復くらいは会話のキャッチボールができるように心掛けておきましょう。

最初は上手くいかなくても構いませんし、的外れな質問をしたって大丈夫です。

大切なのは、「私はあなたの話に興味がありますよ。だから質問したいのです。」という意思を表すことが大事です。

 

深堀りした話題から派生して新たな話題を作る

1つの話題に対してある程度話を掘り下げることができたら、そこから新たに思いついたことを次の会話のネタにして本題を少しずつ変えてみましょう。

このように会話をしていく中で、1つの話題から新たな話題が生まれ、そこから別の話題になることを「連想」と言います。

会話が上手な人は、この「連想」形式の転換が上手な人なので、基本会話が尽きることがないのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

会話を楽しむための方法をいくつか紹介していきました。

大事なことは掘り下げれば他にもたくさんでてきますが、今回皆さんに一番徹底してほしいのは、トーク力を上げることではありません。

 

聞き上手になることです。

 

確かに会話を盛り上げることも大切ですが、人は僕も含めて”みんなに自分の話を聞いてほしいのです。”

ですので、会話をする際は相手がいかに自分の話をしたくなるかという環境を作ることが重要です。

今回のまとめ
・自分から無理に会話を盛り上げようとしない
・会話の模範となる人の話し方を意識しておく
・とにかく相手に喋ってもらう
・一問一答の質問にしない

 

これを少しでも意識していくことでもっと相手にたくさん喋ってもらい、気まずさが解消できるように進んでいくといいですね。

それでは今回はこの辺で。

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プロフィール

Buuuniii

出身:神奈川県(29歳) / 血液型:AB型 / 経歴:LED営業⇨Web制作会社勤務 / 趣味:料理.ランニング.インテリア.散歩.居酒屋とバルの開拓 / 活動:Webマーケティングとお金に関することを勉強中

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