引っ越し前の荷造りもかなり大変ですが、新居に引っ越してからの荷解きほど大変なものはないでしょう。
私も最近引っ越しをしたばかりですが、荷解きの他に「家具家電の配置」「部屋の掃除」「備品の買い出し」と個人的には引っ越し前の荷造りより大変であると感じてます。
幸いにも親に作業を手伝ってもらったので、かなりスムーズに進めましたが、それでも2〜3日かかり、しんどい思いをしました。
今回は引っ越しを検討中の方、もしくは引っ越し準備中の方に向けて少しでも効率よく動けるかつ、どの作業を優先して行えばいいか最低限必要な方法をご紹介します。
荷解きは基本一日で終わらせようとしない
人によっては仕事の関係で1日しか時間を確保できないという例もあるかもしれませんが、日にちに余裕がある人は2日(あるいは3日)に分けることをオススメします。
1日で終わらせてしまうのは時間的に余裕が出るので一見良い感じに思えますが、荷解きの作業を一日に詰め込んでしまうと、日が経ってから見落としてしまう点が徐々に発生する確率が高くなるからです。
例えば
・収納の整理がしっかりできておらず、管理が難しい
・掃除用具や生活用品の買い出し、整理ができていない
・荷解きの作業を詰め込みすぎて部屋の掃除ができていない
また、よくあるのはダンボール箱の多さにモチベーションが下がってしまうのも、理由の一つにあります。
よっぽどのミニマリストではない限り、ダンボールの解体だけでもかなりの量を要するので適度な休憩、または初日は6個、二日目は4個などと計画的に決めることをオススメします。
事前に掃除用品や生活用品を揃えておく
私の経験上、面倒臭いのは荷解き中に「これがない!あれがない!買っておけばよかった〜〜」とそこまで支障はないものの、全体時間を地味に奪ってします”プチイライラ現象”がいくつかありました。
みなさんは賢いので、事前に常備している方が大半だと思いますが、引っ越し初心者の人は最低限用意してほしいものを下記に紹介いたします。
ハサミ・カッター
「当たり前じゃん」って思う方が当然ですが、実はこれには盲点があります。
引っ越し前の荷造りで元々家に置いてあったハサミやカッターは段ボールの中に眠っているケースが多いです。
なので、持っているとはいえ、荷解きの際にすぐに手元に用意できておらず、まずはハサミ、カッター類を探すためにダンボールを片っ端に開けるケースも少なくありません。
なので、コツとしては
・あらかじめ段ボールに入れずにカバンやトランクにいれておく
・コンビニやスーパーで新たに用意しておく
が良いでしょう。
手袋・ほうき・スリッパ
こちらも基本的なことですが、ではこれらがあるのとないのではどのように変わってくるのでしょうか。
どちらも作業時間に影響はでにくいのですが、明確な差が現れる箇所は「本人の手足の汚れ具合」です。
作業に熱中しすぎて気にしない人も中にはいますが、汚れの酷さに大半の方は何回かキッチンや洗面台に行って手足を洗ったり、ウェットティッシュで綺麗に拭いたりとします。
1~2回の行為であればあまり問題ありませんが、荷解きの作業となればそうはいきません。
この「何度か洗いに行く」という行動が大きな時間のロスになります。
まさに”塵も積もれば山となる”とはこのことだと言えます。
なので、手足を汚さないための「手袋」「スリッパ」で洗う回数を極力減らし、段ボールの解体等で床にでたホコリやゴミなどを定期的に「ホウキ」で取り除いていきましょう。
荷解きに優先順位をつける
準備ができたら次はメインとなる荷解き作業です。
ただ、片っ端にモノを配置していくのではなく、何から着手していくかを順番に決めていきましょう。
①:大型家具から配置する
まずは生活するにあたり幅を大きくとるモノから順番に配置していきます。
特にテレビ、ベッド、照明、冷蔵庫、電子レンジなど、必要不可欠かつ幅を取るものから順番に設置していき、部屋全体のレイアウトを決めていきます。(事前に家具家電などのサイズを計測すれば、設置前にどこに配置すればいいかイメージしやすいので、事前に測っておくことをオススメします)
②:優先順位が高い段ボールから荷解きを行う
次にいよいよ段ボールの荷解きです。
事前に段ボールごとに項目分けを行っておくと荷解きの際に大変便利でしょう。
主に
・生活必需品(洗面用具、寝具、下着、スマホ充電器など)
・衣類
・食器、鍋、調味料
・その他家具、文房具等
荷解きするにあたって、まずはすぐに使いたいもの(生活において優先順位が高いもの)から順に配置していきましょう。
ここでは、最低限必要なものから揃えておくことで、万が一作業に遅れが生じて夜寝る際にもこれさえあれば今日明日はなんとかなるものから順に揃えましょう。
なので、まずは寝具や洗面用具と行った「生活必需品」から優先的に荷解きを行うように意識してください。
その後に食器や衣類と生活必需品の後に何が自分にとって優先的になるかを順位付けを行っていけば、その場しのぎの荷解き作業にならずに済みます。
まとめ
引っ越し経験がある方はわかると思いますが、荷造りよりも荷解きの方が想像以上に面倒臭いです。
一番まずいのが大量の段ボールを見た際、下手すればやる気を失う可能性が非常に高いことです。
特に計画性もなく、片っ端に作業を行なっていくと間違いなく挫折してしまい、いつまで経っても未開封のダンボールが眠ってしまうのも珍しくありません。
スムーズかつスピーディーに終わらせるためにも事前準備と優先順位付けをしっかり行なって計画的に実行し、素敵な新生活を送れるようにしましょう。
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