最近、本屋やSNSで「つみたてNISA」や「iDeCo」といった資産運用して、お金を増やしていこうというスローガンを良く、目にするのではないでしょうか。
僕自身も現在、”iDeCo”はやっていませんが、”つみたてNISA”を始めてから既に9ヶ月近くが経過しました。
今回は「自分も何か資産運用を始めようかな」とか「つみたてNISA始めてみようかな」と考えている人たちに、つみたてNISAを始めてから9ヶ月経過した自分自身の経験と感想を紹介していきたいと思います。
つみたてNISAって何?と思う方もいるかと思いますので、よろしければこちらの記事も参考にしてください。
この記事を観て、一人でも多く、将来について真剣に考えてくれるきっかけとなっていただければ嬉しいです。
正直、今もまだ分からないことだらけ
9ヶ月やってみても、今でも分からないことが多いのが正直な感想です。
投資信託とは何か、つみたてNISAとは何か、どのような流れで取引がはじまるのかといった、基本中の基本しか把握できていないのがほとんどです。
ただ2つ、はっきり自信を持って言えることがあります。
1日の過ごし方と、お金に対する考え方が劇的に変わったことです。
正直、投資信託とはあまり直結しない話になりますが、9ヶ月前の自分と比較すると1日の時間をすごく大切に使おうと考えるようになりました。
お金に関しても、別に僕自身がすごく貧乏で毎月の家賃や生活費の支払いに困っているわけではありません。
お金に対する考え方が変わった
個人的な感想ですが、お金に対する意識が自分でも分かるくらい本当に変わりました。
元々、無駄なことにはあまり費やしたくないタイプでしたが、投資信託を始めたのを機に更に僕の中で変化が起こりました。
今までの僕は節約意識が人よりも高かったが故に、一時、お金を出すことにストレスを感じていた時期がありました。
確かに節約はできましたが、その分ストレスもあったため決して健康的な生活が送れたとは言えません。
ではどのようにして考え方を変えたのか、またそのためにはどんな施策を実施したのかを紹介します。
一回一回の支出を意識するようになった
「そんな一回一回ちゃんと意識するなんて疲れるよ!」
って、思う人はたくさんいることでしょう。
始めは疲れてしまいますが、少しづつ意識していくことで、気がつくと無意識に考えてしまうようになります。
なので、始めは友人との飲み会やご飯や遊びの時だけ考えてみることから始めましょう。
友人からの遊びの誘いもしっかり考えたうえで返事をする
例えばある日友人から、「今日暇ー??とりあえず飲みにでも行こうよ」とお誘いを受けたとします。
相手が親しい友達とかであれば、普段の自分なら暇なら行きますし、楽しい思い出にはなりますが、そこで一歩踏みとどまって少し考えてみてください。
これは自分にとって意味のある支出になるのか。
誤解を生んでしまうので、あらかじめ言っときますが、決して、友人との遊びが無駄と言いたいのではありません。
普段中々会えない友人との再会だったり、大切な話があるときなど、リフレッシュ感覚での遊びも大切です。
僕が言いたいのは、一つ一つの遊びの中にちゃんとした目的を持つこがとても重要です。
その意識を持つことで、お金だけでなく時間に対しての意識が芽生えてくるので、一回一回の支出に対して考えるような意識にシフトしていくことでしょう。
口座を目的別に分けることにした
現在、僕は銀行の預金通帳を3つ持っています。
これには、はっきりとした目的があって実施していますので、これらを順番に紹介していきます。
細かく口座を分けることでお金の管理する面での意識が強くなり、更に投資信託用の口座を作ることで他の口座のお金事情に対しても更なる意識を持つようになりました。
生活用口座
家賃や食費と言った生活していくには欠かせないお金はここの口座で基本管理していく。
お金が必要になった際も基本この生活用口座からお金を引き出す。
⇒普段の生活面でやりくりしていくための口座
貯金用口座
毎月の収入の一部を、この貯金用口座に移してお金をしっかり貯めていくための専用口座。
この口座は基本的にはお金を引き出さずに、大きな支出(非常時の際の大きな出費、結婚式など)が合った際まで貯めておく
⇒大きな支出に備えてコツコツと貯金していく口座
投資用口座
この先10年後、20年後(あるいは定年後)に備えて、お金(資産)を貯めておくための専用口座。
貯金用の口座と同様にお金の引き出しは基本行わないこと。
ここは投資をするための口座なので、貯金額に変動のリスクが伴うため、生活用口座と貯金用口座にある度お金に余裕がある人向け。
(※また、これから投資を始める人は、生活用の口座と一緒にしないでください。)
⇒遠い将来や老後に備えるために、早いうちから資産を運用していくための口座
お金に対する考え方が、投資信託とどう関係あるの?
これは投資信託に限らず、貯金や他の資産運用にも言える話です。
要するに、
”一回一回の支出を意識するようになった”の部分でも説明しましたが、一回一回の娯楽のための支出の際に、意味のないものだと判断した場合、その分を投資信託(または貯金)に充てることができると考えるようになりました。
なので、この考え方は持っておくようにしておきましょう。
一日の過ごし方が変わった
お金に対する考え方が変わったことに伴っての変化ですが、1日1日を大切に過ごしていこうという思考になりました。
元々、自分は家にいるよりも外で何かをするのが好きなタイプでしたが、特に外へ出かけても何も目的もないままプラプラ歩いた時期が多かったです。
たまにはあってもいいとは思いますが、せっかくの休日を何もせずに終えてしまうのはもったいないと最近感じるようになったのです。
お金を生み出す(節約する)ことに考える時間が増えた
いつも暇な時間は寝るかとりあえず街にでて何かするか、You Tubeをみるかで終わっていました。
ただ投資信託を始めたのを機に、「どうすればお金が増えるんだろう」といつの間にかお金を増やすための施策について、考えるようになる自分がいました。
これは投資信託のことだけに限らず、今僕がここに書いてあるブログについてもその一環です。
嫌らしい話になりましたが、
お金がお金を生み出すことを知った
これだけははっきりと言えます。
今までは、貯金と言えば銀行の普通口座に預けるだけでしたが、利息なんてほぼないようなものです。
100万円を預けたとしても発生する利息はわずか10円程。
投資信託の年間の利回りは3%~5%なので、預ける年数が多ければ多いほど少額ではありますが、少しずつ利益をもたらしてくれます。
(もちろん投資なので、元本割れが発生することもあります。)
なので、この経験がとてもためになりました。
世の中の出来事に関心が広まった
日々の出来事や世界情勢によって、チャートが上がったり下がったりするので、今のうちに「何故下がったのか(上がったのか)」をしっかり考える力をつけたいと思い、今まで以上にニュースを見るようになりました。
今はまだ動きが読めなくても、世の中の出来事に対して、少しずつ仮設を立てながら予測していく力をつけていきたいと思っています。
今後の目標にもなりますが、資金がある程度貯まったら株も始めて試行錯誤を繰り返しながら、上手く予測できるようにしていきたいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前半部分でも申し上げましたが、僕自身、まだ投資信託について分からないことが大半です。
でも、分からないといって何も着手しないのが一番もったいないので始めたのです。
まだ、投資信託を始めることに悩んでいる人たちに言いたいのは、
とにかく始めて下さい。習うより慣れろです。
・お金と時間の使い方に対する考えが変わった
・お金がお金を生み出すことを知った
・世の中の出来事に対して関心が深まった
投資信託だけに限らず、何事にも経験がものを言うと僕は思います。
それでは今回はこの辺で。
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