このままだと引っ越しも視野に入れなきゃだよー!
皆さんは今の家に住んでいて一度は、いや、銀行口座からお金が引き落とされる度に・・
いや、中には毎日「今の家の家賃もっと下がってくんないかなー、でも引っ越ししたくない。。」って思っている人はたくさんいるのではないでしょうか。
だって僕が毎日思っているのですから(笑)
家賃は食費や娯楽費なみたいに工夫をして節約できるものではありません。
光熱費や携帯料金と同じ固定費に該当する部分なので、そう上手くはいかないですよね。
なので、大半の人は「まぁ仕方ないか、、安い家に引っ越そうかな」と挫折する人が大半です。
ところが家賃の値下げは、上手くいけば下がる可能性もあります。
今回は少しでも家賃の値下げ交渉が成功するための施策を紹介します。
まず始めに(皆さんに覚えてほしいこと)
これから、自分の経験も交えて皆さんにお伝えしますがその前に皆さんの心に留めてほしいことがあります。
以下の要点を抑えてから家賃交渉を成功させるための方法をお教えします。
値下げの交渉に期待を持たない
まず、家賃の値下げについては自分の期待値を下げて挑戦してください。(値下げ交渉できたらラッキーの感覚でいること)
要するに成功する確立が低いと言うことです。
基本、最終的には大家さんの判断で値下げの可否を決めるのですが、その前に当然不動産会社の人を経由します。
そこで充分な交渉材料がないと大家さんにもたどり着けず門前払いされてしまうからです。
不動産の人も忙しいので、たかが家賃交渉する客にかまっていられる暇がないのです。
ですので中途半端な事を言わないようにすることが前提です。
今後もこの経験(家賃交渉)を忘れないこと
個人的には今回の”家賃交渉をする”という経験が一番大切だと思います。
何故なら、普段生活していく中で自分の生活を豊かにするために値下げ交渉するという経験なんて早々にないからです。
(めちゃくちゃコミュ力が上手い人やバリバリの営業マンなら別かもしれませんが笑)
仮に今回の家賃交渉が失敗に終わったとしても、今回で得た経験は必ずと言ってもいいほど他の場所で役に立ちます。
例えば家電量販店で高額な製品(冷蔵庫やPC、掃除機)、更には八百屋でのお肉や魚などの値下げ交渉にはかなり有効です。
これらは家賃の値下げよりも簡単に成功できるからです。
「交渉したいけどどうせ下がりっこないよ。。。」って思う人ほどチャレンジして、その経験値を溜めれる絶好のチャンスなのです。
この経験を活かして他の場所でもチャレンジしてみましょう。
部屋の空き状況をチェックする
まずは今住んでいるマンション(もしくはアパート)の空き状況をチェックしましょう。
必ずとは言えませんが、空き部屋が多いほど値下げに応じてくれる確率が高いです。
何故なら、大家さんにとって空き部屋が多い分、住民から家賃(収入)をもらえなくなるからです。
大家さんの立場になって考えてみよう
あなたは一棟10部屋のアパートを所有し、現在そこに8人住んでいます。(住民の家賃は月6万円(管理費込み)とします)
ところが、そのうちの2人が「家賃高いよ!!」と言いだして引っ越そうとしています。
もしその2人が引っ越してしまえば48万円(8人×6万円の家賃)の家賃収入から12万円が消え、残りの36万しかもらえなくなります。
更に退去した後の部屋は次の入居者を迎えるためにクリーニングやその他の工事などをおこなう必要がありますので(100万円ほど)、尚更早く収入がほしいところです。
相手の立場であれば空き部屋を作りたくないので、家賃を少し下げてでも部屋に残ってほしいですよね?
大家さんにとっては家賃を下げられるよりも退去される方がとても痛いのです。
なので、周りの物件相場も確認しつつ、この金額なら応じてもらえるギリギリのラインを狙っていくのがポイントです。
とは言え、1・2万円値下げを要求するような相場から大きくかけ離れた交渉はやめてくださいね。
100%断られますから笑
周囲の物件相場を確認する
自分が住んでいるマンション(アパート)以外の建物の相場も常にチェックしましょう。
同じ間取りで部屋の向き、駅からの距離、築年数がほぼ同じでも物件によって相場が違うことがある場合があります。
そのような条件でも、自分が住んでいる物件の家賃が他の物件よりも高いことがありますので、交渉の材料としては良いでしょう。
ただし、もちろん周りの物件よりも家賃が低ければ効果はありませんので注意してください。
家賃交渉の時期を把握する
家賃交渉にも成功する確率が高い時期と低い時期があるのを覚えておきましょう。
一般的には繁忙期を過ぎた6月(あるいは7月)と11月が一番条件を受け入れてもらいやすい時期です。
言い換えれば、引っ越しシーズンが終息した頃(比較的に空き部屋が多い時期)が絶好のタイミングです。
逆に言えば、3月・4月などの新生活による引っ越しシーズンは絶対に避けましょう。
相手の立場からすると、書き入れ時に家賃交渉に応じる暇がないですし、別に退去されても新たに入居してくる人の確率が増えるので、痛くもかゆくもないのです。
ですので、閑散期を待った上で行動を起こすように交渉の下準備をしておきましょう。
丁寧かつ強気で交渉する
時期を相場状況などの準備が整いましたらいよいよ交渉です。
本来であれば直接大家さんに交渉できれば一番ベストですはありますが、間に管理会社(不動産会社)を挟んでいるところがほとんどなので、不動産の人に交渉する形となります。
電話ではなく直接会社に伺う
普段は何事にも事前に連絡をして応対可能な時間を伺うのがマナーですが、個人的には今回に限り直接伺いに行くことをおすすめします。
事前の電話だとその時点で要件を言わなければいけないので、一旦電話を置かれてしまうと断る準備の時間を与えてしまいます。
なので、直接お伺いして断りにくい雰囲気をだすことが大切です。
(担当者が不在のリスクもありますが、確率的には直接訪問が高いです)
弱気にならないかつ、高圧的な態度をとらない
交渉をするときは強気な姿勢で望むことが大切です。
もちろん性格によって向き不向きはありますが、不向きな人ほど普段よりも一歩二歩勇気をだして言ってみましょう。
物腰が低い態度になってしまうと、マウントを取られてしまうのですぐに断られます。
かと言って高圧的な態度をとるのは相手を不快にさせてしまうのでNGです。
なので交渉する際は丁寧かつ、一つ一つ理屈で攻めていくことを心掛けてください。
また値下げする金額については今の家賃の5%くらいを基準にしましょう。
(最初は断られる事を前提に、敢えて10%近くの値下げを交渉してから、本来の金額を提示するのも一つの方法ですよ!)
これからも今の家に住み続けたいというアピールをする
交渉のポイントとしてはここが一番大切です。
一方的に自分の都合で交渉するのは相手をただ不快にさせてしまう可能性がありますので、Win-Winの状態にさせることを目標に話しましょう。
そのためにはまず最初に「家賃を下げてくれないと退去する方向でいます」と退去も検討していることを伝えます。
その後に先程の【大家さんの立場になって考えてみよう】の部分でも少し触れましたが、「もし少しでも家賃を下げてくれたら、これからもこの家に住みたい」と言う意思をはっきりと伝える事を伝えましょう。
実際にそれで、仮に1000円だけ値下げしてくれたとしても年間で12,000円も浮いたことになります。
(この金額だと美味しいお店でごちそうできますね♫)
なので、「家賃下げてよ!」よりも「これからもこの家にいさせてください!」というスタンスで望むのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
値下げ交渉するにあたって、時期や状況にもよって成功する確立は変わっていきます。
以下のポイントをしっかりまとめた上で節度をもって交渉してみましょう。
今回のポイント
- 周りの部屋の空き状況を確認する
- 付近の部屋の相場を確認する
- 閑散期を狙う(6月・11月頃)
- 交渉時は弱気にならずand高圧な態度をとらないで、丁寧かつ強気で話す
- 結果はどうあれ100%やりきる
- この経験を他でもしっかりと活かす
皆さんの家賃交渉が上手くいきますように。
それでは今回はこの辺で。
コメント